ソフトウエアのアップグレードの考え方

「日本の企業はなぜOSをアップグレードしないのか」 − @ITより引用

アップグレードとなるとハードウェアのリプレースまで視野に入れることになり、なかなか踏み切れない企業も多いだろう。そうしたコストバランス的な要因とは別に、特に日本の企業内でのアップグレードが米国に比べて遅れている背景には、日米の文化差があるのではないかと高橋氏は見る。「本社に行くと、どうして日本の企業は古いOSを使っているんだと訝しげに聞かれます。そう言われていろいろ考えたのですが、日米では責任の取らされ方が違うのではないか。米国であれば、古いOSを使っていてトラブルが発生した場合、もし新しいOSでそのトラブルを回避できたということであれば、OSをアップデートしなかったマネージャは責任を取らされます。予算がないかもしれませんが、リスクを説明して予算を取れないマネージャはクビです。

責任の所在が違うことに起因しているというのは、確かでしょうね。
ただ、リスクの説明がいかにできるかという点で、それは責任者がどうこうというより、その責任者に与える情報を作る人の力量でもあるかなと思います。
日本市場特有とは言いませんが、肌理細やかとかいったことは、総じて日本が得意としているという雰囲気とか空気があるわけなので、特色としてサポートエンジニアとして与える情報を生み出していこう、それがサービスとして競争に勝てるほどの価値が生み出せるようにしようと思ってます。
国の違いで言えば、ソフトウエアのサポートというサービスが日本で成り立ってないとか、日本で求められる品質になっていないことがハードルかなと思います。
それと、タダでなんでもはできないので、サービスの価値を見せて心を繋いでおくというのが、今の答えなんですけど、たいした価値もないのに心は繋いでおけないので、がんばってまーすって感じかな。