企業向けサービス事業と言えたのは日本ではいつからか

http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/topic/2005/10/05/6313.html
より、少なくとも Red Hat

 ピンチェフ氏は「Red Hatは1993年に創業した会社だが、私はまだ3年目だと考えている」と話す。同社は2003年にそれまでの事業戦略を大きく転換し、主に個人向けOS を「Fedoraプロジェクト」として分離、エンタープライズ向けサービス事業への取り組みを本格化した。これにより「オープンソースコミュニティ(OSC)との付き合い、およびOSCにおける位置づけが大きく変わった。100%エンタープライズ企業になった」という。

なのだそうだ。
分離した Fedora*1に日本から貢献されている Fedora JP Project の発足が http://fedora.jp/modules/news/article.php?storyid=1 からすると、2004年の初めなので、まだ3年しか経っていない、4年目に入った段階だということ。
1999年に具体的な意思表示を超えた成果物としてきちんと何かが出始めたとしても、本格的にサービス事業として実現されるまでには、5年くらい必要だったのかなぁという見方もできる。*2そして、その次の 3年間という年月の中で、何が企業向けサービス事業の体をなしているのか、どう見るべきか、またまだ見ていない事実をどう収集していくのか、長いなぁ...いつになったらまとめられるのだろうか...

*1:正確にはそれまでとは位置づけの変わった Fedra

*2:もちろん直接当事者の皆様がそう言っているわけではまったくない