自分への宿題

今日 まさゆきの日記を拝見させて頂いて思った事。

ずいぶん前ですが、自分がプログラミングもする SEとかプログラマーと呼ばれる仕事をしていた会社を退職した理由のひとつは、簡単に言うとそればっかりやってるのは嫌だったの。例えば作詩家と言う肩書きを持ちつつ色々やってる秋元 康さんみたいになりたかったの。色々やってみたい。仮に今で言う IT業界にずっといるにしても、プログラミングだけじゃなくて、いろいろ仕事はあるわけで。それと、ビジネスちっくに言えば、プログラミング以外も含めて自分の特徴を出す事自体が、その会社ではたいした利益にならないとわかった。ってか、あきらめた。

その会社を辞めて、もう何年にもなります。いつかその辞めた会社に恩返ししたいと思っていたんですね。理由は退職時に以下のような会話があったから。
(*) ちなみに A氏は上司ではなく、私の作った成果物を売らなければならない営業担当。しかも一緒に仕事をしたのは初めての案件、つまり私が退職する最後の仕事で始めて関わった方です。この日までろくに話もした事ありませんでした。その後も付き合いはありません。

A氏:「なんだぁ辞めんのか。俺が飯おごるヤツなんて、そんなにいないんだぞ。しかも寿司なんか始めてで...それより一緒に飯食った事あったっけ ? (笑)」
tmpfile:「初めてですよ。私も会社の先輩(といっても歳は20年くらい離れている)に寿司おごっていただいたのは初めてです。(笑)」
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A氏:「営業なんて売るだけなんだよ。優れてるものがあれば、そりゃもうそれだけ売るんだよ。そういうの作るやつが減るのは良い気持ちしないわ。」
tmpfile:「でも、売り物は別に他の会社のでも良いわけですし、物じゃなくても良いんですよね ? だったらいつかこの寿司以上にお返しできる時が来るかもしれませんので、待ってて下さい。」

こまかい表現はともかくとして、こんなような事を言った当時の私。
まぁ一回は返したんだけど、この A氏に届くほどの事じゃなかったんで(苦)、この業界に身を置く内は、いつかもう一回何らかの形で恩返ししようと思っています。

もちろん便宜でも斟酌でもなく、単純に俺しか出せない何らかの成果で。